2006年08月23日

呪い人形(望月諒子)

望月諒子さんの
 「呪い人形
が読み終わりました。
ちょっと前に「殺人者」を読んで、
とてもストーリーに引き込まれたので
その続編(?)であるこの本を読みました。
殺人者」では長年に渡って蓄積された恨みを
爆発させるかのように一気に晴らしていく。
ただし、緻密な計算の上で・・・、
冷静に、冷酷に、淡々と・・・。
あまりにも辛く長い時間が、
感情的な心を凍らせてしまったかのようです。

これが「呪い人形」では一変します。
幾つかの事件は、突発的な感情の爆発で起こります。
この違いはある種の続編でありながら、
全く別の読み物のようです。
(こちらの作品でも真の事件は淡々と、
 まるで心が無いかのように行われていくのですが・・・。)

呪い人形
呪い人形望月 諒子

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記者である主人公の論理的な指向と
積極的な行動力により、
徐々に謎解きが進んでいくストーリーは
飽きさせることなく読ませてくれます。

ただ、ちょっとしつこいなと思うのは、
 悪人が殺される呪いが、
 いかに人々の中で正当化されていくか
を語る部分。
単純に説明すれば
 「悪人が呪いで殺されるのはある種の正義であり、
  一種ねずみ小僧にも通じる勧善懲悪を訴えたい

のだと思うのです。
が、単純に言えばこんなことが、何ページにも渡って
何回も出てくる辺りちょっとくどいなと。

このシリーズは現在3作目まであり、
なぜか2作目(殺人者)を初めに読み、
次に3作目(呪い人形)を読んだのですが、
未だに第一作(神の手)を読んでいません。
既に嫁さんが買っているんですが、
現在別の本に浮気中なので・・・。
(これが大失敗・・・。)
第一作を読んだら感想を書こうと思います。

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posted by 鉄蔵 at 22:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本(小説)

2006年08月04日

処女と童貞の違い?

「40歳の童貞男」という映画がアメリカで流行ったらしい・・・。
日本でも9月に上映とのこと。
 公式サイト:http://www.eiga.com/official/40DT/

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この映画の宣伝サイトを見ると、主人公役の男性の顔がバーンとでている。
妙に爽やかな笑顔だ・・・。ちょっと不気味。
恐らく彼が40歳で童貞の役なんでしょう。
サイトの雰囲気から
 「あっけらかんとしたコメディー
の雰囲気がプンプン漂ってきます。

なんでこの映画が気になったかというと、
ついこの間 殺人者 (望月涼子作)という本を読んだからなんです。

この作品の中に、30台半ばを向かえた女性が出てきます。
彼女は未だに処女なんです。で、性行為に異常な妄想を膨らませている。
そして、自分を受け入れなかった男性を殺したと疑われるのです。

この童貞男性と処女女性の描かれ方の違いが気になりました。
どちらも状況は同じはずなのに、
この明暗くっきり分かれた原因はどこから来るのでしょうか?


男性と女性の違い?女性蔑視の現れ?
それとも、あっけらかんとしてアメリカと、陰鬱とした日本の違い?

真の原因は分かりませんが、
 「同じような状況も、角度を変えれば違って見える」
ということなんでしょう。
決してポジティブな状況ではないにせよ、
それをネガティブと受け取るのは、最終的には本人。
だから何事も前向きに考えれば、悩みは減るのです。

と考え、ポジティブ・シンキングを心がけようと思います。

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posted by 鉄蔵 at 23:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本(小説)

2006年05月23日

十二番目の天使

十二番目の天使」を読みました。
全米が涙した本”として本屋さんの店頭で
紹介されていたのはいつだろう。

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なんとなく表紙は覚えていたんですが、
タイトルはすっかり忘れてました。
で、この間ブックオフに行ったら
105円コーナーに置いてあったんです。
で、迷わず買っちゃいました。(ブックオフ最高!)
この本は小説という形をとっていますが、本質は
  如何に前向きに人生を生きるか?
といった人生哲学書ですね。
その中で、ストーリーのキーマンとなる
少年が言う二つのキーワード
 「絶対、絶対にあきらめない!」
 「毎日、毎日、あらゆる面でよくなっている」
この2つのキーワードを読者へ
分かりやすく伝えるために
作者であるオグ・マンディーノは
この本を書いたのではないでしょうか?

ストーリーは順風満帆に生きてきた主人公が、
家族とともに生まれ故郷に凱旋帰郷する。
すばらしい毎日が始まろうとした矢先、
突然の事故で家族を失ってしまう。
自暴自棄になり自殺を考えた彼のもとに、
高校時代の旧友が駆けつける。
そしてひょんなことから少年野球チームの
監督を引き受けることに。
そして、チームのある一人の少年が見せる
常に前向きな生きる姿勢が、
生きる意味を失っていた彼を救っていく・・・。

私が読み終えた感想としては
  ”泣くほどのことはない”
です。
読んでいる途中でラストが分かっちゃうんですもん。
”泣く本”って大々的に宣伝されていたから、
きっと最後にすっごい悲しいことが
起きるんだって予想しながら
読んじゃうんですよね。
これって宣伝ミスじゃないの?

とは言いつつ、本書の人生哲学論は
大いに勉強になりました。
  「前向きな生き方」を心がけようと思います。
とりあえず2つのキーワードを毎日口ずさんでみよう
  「ぜったい、ぜったい・・・。まいにち、まいにち・・・。」

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2006年05月10日

ダヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コード、読み終わりました。
 レオナルド・ダ・ヴィンチ・・・。
 モナ・リザ・・・。
 キリスト教・・・。
 ヴァチカン・・・。
 聖杯・・・。
普段の自分の生活とはちょっとかけ離れているけれども、
どこかで聞いたことのあるキーワードの数々。
それらは、新婚旅行で言ったヴァチカンやサンピエトロ寺院を強烈に思い起こしました。
イタリアで訪れたのはローマ、フィレンツェ、ヴェネチアの3都市でしたが、そのいずれからも
 「ヨーロッパ文化に深く根ざしたキリスト教」
を感じ、学ぶことが出来ました。

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その印象を思い出しながらこの本を読むと、
 「キリスト教会からの批判は大丈夫なのか?」
と心配にならずにいられません。

この本は多くの文献や論文を基に緻密に作られてはいますが、
決定的な事実ではなく、あくまで新説のひとつにすぎないはずです。
しかし、事実の引用と新説の境界線が鮮やかに消されています。
このため、読み手は”どこまでが事実なのか?”が区別できず、
この本の内容全てが検証された事実と誤解してしまうと思うのです。
がちゃさんのブログにも書かれていますね。)

映画ももうすぐ公開ですが、上映禁止の国とか出るんだろうなぁと心配になります。
※巻末の書評でも出ていた「パッション」は上映禁止になった国がありましたね。

そんな心配はておいて、読み物としての本書は非常に好きなタイプです。
事実に裏打ちされたストーリーと、場面が次々と移りかわるスピーディーな展開。
飽きることなく読み進められました。
(上巻は決してスピーディーではありませんが・・・。)

そして最後に明らかになる家族の真実、聖杯の行方・・・。
読み終わった後に疑問を残さず、すっきり終わってくれたところも好きなポイントです。

※最近微妙な終わり方で余韻を残そうとする作品が多いですが、
 私としてはそういった作品は消化不良になります。

まだ読んでいない方は、映画公開前にに是非読んでみては如何でしょうか?

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【ダヴィンチ・コードに関する記事リンク】
http://weekend-movie.at.webry.info/200605/article_18.html
http://weekend-movie.at.webry.info/200605/article_10.html
http://weekend-movie.at.webry.info/200605/article_6.html
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posted by 鉄蔵 at 22:46 | Comment(0) | TrackBack(9) | 本(小説)

2006年05月05日

ダ・ヴィンチ・コード(下)へ

ダ・ヴィンチ・コードが下巻に入りました。
といってもGW前には下巻を読み始めていたんですが、
これについてなかなか書き込むことが無かったので。

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どうも最近は映画の方の宣伝が頭に入ってしまっていて、
本を読みながら”トム・ハンクス”や”オドレイ・トトゥ”が浮かんでしまいます・・・。
先入観や凝り固まったイメージを持った状態で
本を読むと、あまり楽しめ無いんですがねぇ。

トム・ハンクスと言えば私が一番先に思い浮かぶのは”アポロ13”。
この人は有名作が多すぎるんですが(例えばフォレスト・ガンプ 一期一会とか。。。)、
この「ダ・ヴィンチ・コード」も代表作の仲間入りをするんでしょうか?

オドレイ・トトゥと言えば、何といっても”アメリ”ですね。
大ヒットでしたからね。
独特な色彩美と、微妙な軽さのストーリーが妙にはまってしまいました。
綺麗ですしねぇ。

映画公開前には下巻が読み終わるはずなので、
感想次第では映画館へ足を運びたいと思います。

本の感想も読み終わってからと言うことで。

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【ダヴィンチ・コードに関する記事リンク】
http://weekend-movie.at.webry.info/200605/article_18.html
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今日の懸賞
 何もなし・・・。
posted by 鉄蔵 at 22:27 | Comment(0) | TrackBack(6) | 本(小説)

2006年04月24日

火車 (宮部みゆき)

以前妻が読み終わった火車を借りて、読みました。
宮部みゆき作品は初めてだったのですが、
一緒に仕事をしている読書好きからも
 「宮部みゆきはいいですよ。
  初めての作品として火車は最適です。」
進められてのことでした。

火車火車
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様々に張られた伏線が、徐々に謎を解き明かしていく。
ちょっとした写真が過去を焙り出していく。
非常に繊細に、且つ練りに練られた作品で、読み応え十分でした。

しかし、重いテーマですねぇ。
私自身は”借金”って大嫌いで、現金が無くて物を買ったのは今の家くらいなものなので。
でも、決して本人が悪いわけでもないのに、親の借金のおかげで地獄に落ちていく・・・。
悲しい現実です。

前に読んだ本を記事にしたのは、ちょっと前にニュースになった
 「アイフル」
の件があったからです。

借金は確かに借りる人にも大きな責任があると思います。
でも、それと同じかそれ以上に貸すほうの責任も大きいでしょう
なのに最近の消費者金融のテレビコマーシャルなんかはなに?
アイドルを前面に出して
 「ご利用は計画的に」
って・・・。金利を20%以上も取るくせに。その上、あの取立てでしょう。

お金が無いなら無いなりの生活をする。
これは基本ですよ。

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 ジー・トレーディング : 30,000 (-1,600) どこまでさがるのぉ・・・。
今日の懸賞
 商品ゲットなし・・・。
posted by 鉄蔵 at 23:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本(小説)

2006年04月23日

リリー・フランキーさんの「東京タワー」

ちょっと前にリリー・フランキーさんの東京タワーを読みました。
会社の横の席の方から
 「最高です。
  自分は故郷の九州からの帰りの飛行機で読んで、ずっと泣いてました。」
 「これを読んで泣かない人は、人間じゃありません!」
と進められたんです。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
リリー・フランキー

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で、結果は私は人間じゃありませんでした・・・。

いや、いい話なんですよ、本当に。
人間、誰にだって母親は居て、
普段あまり気にしないけどずごく大切で特別な存在。
自分に置き換えて考えさせられることがすっごくある。
でも私は泣かなかったですねぇ。

人生で本を読んで泣いた経験は1回しかないんですよ。
高校生のときにアルジャーノンに花束をで泣きました。最後にね。

昔からちょっと冷めた人間なんです。
もうちょっと熱い魂を持たないとなぁと反省モードになった一冊でした。
(だって、人間じゃないって言われるんだもん・・・。)
posted by 鉄蔵 at 22:30 | Comment(2) | TrackBack(4) | 本(小説)

2006年04月19日

ダ・ヴィンチ・コード(中)へ

「ダ・ヴィンチ・コード(上)」、読み終わりました。

ダ・ヴィンチ・コード(中)ダ・ヴィンチ・コード(中)
ダン・ブラウン 越前 敏弥

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通勤電車が片道45分、往復で1時間半。
これだけあると結構読めるんですよね。
上巻は結局3日間で読み終わりました。

なかなか話が展開しないので心配して
先に呼んでいる妻に聞いてみたところ
 「これからよ。」
とのこと。

でもグイグイ引きこまれますねぇ。
 「誰もが知っている芸術家 ”ダ・ヴィンチ”の秘密」
だから、特別な感じがしちゃうんですよね。
なんか、本当に世界の秘密を知ってしまった!みたいな。

これが近所のオジサンの秘密だったらこうはいかない、と。
(ま、それはそれで面白いのか?!)

いつかルーブル美術館へ行って、本物のモナ・リザを見てみたいですね。

【ダヴィンチ・コードに関する記事リンク】
http://weekend-movie.at.webry.info/200605/article_18.html
http://weekend-movie.at.webry.info/200605/article_10.html
http://weekend-movie.at.webry.info/200605/article_6.html
http://weekend-movie.at.webry.info/200604/article_5.html
http://weekend-movie.at.webry.info/200604/article_3.html
posted by 鉄蔵 at 23:39 | Comment(0) | TrackBack(6) | 本(小説)

ダ・ヴィンチ・コード

今、「ダ・ヴィンチ・コード」を読んでいます。

ダ・ヴィンチ・コード(上)ダ・ヴィンチ・コード(上)
ダン・ブラウン 越前 敏弥

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嫁さんがちょっと前から読んでいて、
 ”僕も読みたいっ”
と思っていたのですが、この間の日曜日に試験があって
その勉強に忙しかったので読めなかったんです。

で、月曜日から読み始めました。
まだまだ上巻の半分くらいのところですが、
 完全にはまってきました!

映画の日本公開は5月ということで、GW中には読み終わりたいですね。
 【映画】ダ・ヴィンチ・コード 公式ファンサイト

あの名画にどんな謎が隠されているのか、これからが楽しみです。

【ダヴィンチ・コードに関する記事リンク】
http://weekend-movie.at.webry.info/200605/article_18.html
http://weekend-movie.at.webry.info/200605/article_10.html
http://weekend-movie.at.webry.info/200605/article_6.html
http://weekend-movie.at.webry.info/200604/article_5.html
http://weekend-movie.at.webry.info/200604/article_3.html
posted by 鉄蔵 at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(5) | 本(小説)
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