2008年05月01日

直木賞受賞作&窪塚主演で映画化もされた『GO(金城一紀)』

GO
GO金城 一紀

おすすめ平均
stars再読した。あいかわらず、疾走感がある。
stars変わりなきお話
starsサラっと読めます
starsスピード
stars「自然」に線を引くこと

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【本】
 GO

【作家】 ※●は代表作
 金城一紀(SP)

【ストーリー】
 広い世界を見るんだ―。僕は"在日朝鮮人"から"在日韓国人"に国籍を変え、民族学校ではなく都内の男子高に入学した。小さな円から脱け出て、『広い世界』へと飛び込む選択をしたのだ。でも、それはなかなか厳しい選択でもあったのだが。ある日、友人の誕生パーティーで一人の女の子と出会った。彼女はとても可愛かった―。感動の青春恋愛小説、待望の新装完全版登場!第123回直木賞受賞作。

【感想】
直木賞というとなんだかすごい作品な気がするが、
そもそもこの賞とは一体何なのだろう?

ということで"直木賞"をウィキペディアで調べてみると、
「直木三十五賞(なおきさんじゅうごしょう)は、
 大衆文学の新人に与えられる文学賞。通称は直木賞。」
と書いてある。

知らなかった・・・。
新人賞なんだ、直木賞って。

ちなみに“芥川賞”は純文学の新人に与えられる文学賞とのことで、
どちらも小説世界の新人賞だそう。

なんでこんな事を書いたかというと、今回読んだ金城一紀の
 『GO
が、123回直木賞受賞作だから。

■■■GoodPoint■■■
生い立ちという、本人の努力ではどうしようもない問題を抱え、
悩み・葛藤し・怒り・涙する在日韓国人の青年。
そんな主人公の心の中を、本当に生き生きと描いていた。

抗うわけではないが、流されるわけでもない。
いざという時の為に力を身につけるが、
同時に自分のルーツを学び、知識という力も身につける。
そんなバランス感覚に長けた主人公がとてもカッコいい。

■■■BadPoint■■■
『在日韓国人』
自分の人生にはこれまで関わる事が無かった問題だ。
だから、何が正しくて、何が間違っているのかが分からない。
だから、自分の身近な話のはずなのに、どこか対岸の火事だ。

この本が悪いわけでないが、
どうしてもこの小説をリアルに感じることが出来なかった。

■■■評価■■■
青春小説として抜群の出来だ。
なぜならば主人公の彼が圧倒的にカッコいいから。
 心が強く、ケンカも強い。
 友情に熱く、勉強熱心だったりもする。

おまけに彼の父親も母親も友達もみんなカッコいい。

でもこの小説はそれだけでは終わらない。
そんな彼らのストーリーを読むうちに、日本人が抱える
 "差別意識"
について考えさせてくれる。

 何が"強い"ということなのか?
 何が"正しい"ということなのか?

そんなことを考えさせてくれた一冊だ。

そういえば映画化もされたよね、この本。映画ブログランキング

GO
GO窪塚洋介 柴咲コウ 大竹しのぶ

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おすすめ平均 star
starクボヅカというキャラクター
star広い世界を見るのだ
star足が速くなきゃ逃げ切れねぇ

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タグ:感想 小説
posted by 鉄蔵 at 22:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本(小説)
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