2008年03月12日

死神の精度(伊坂幸太郎)

死神の精度 (文春文庫 (い70-1))
死神の精度 (文春文庫 (い70-1))伊坂 幸太郎

おすすめ平均
stars短編集のふりをした長編小説
stars凄い!!
stars主人公はクールな死神
stars祝・映画化 死神が主人公の短編集
starsおもしろい

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【本】
 死神の精度

【作家】 ※●は代表作
 伊坂幸太郎アヒルと鴨のコインロッカー

【ストーリー】
 CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

【感想】
うちの奥さんは金城武が好きだ。
その彼の最新主演作が『Sweet Rain 死神の精度』という映画なのは
(多分)テレビコマーシャルで知っていた。

ちょっと前に大学時代の友人が出張先である上海から
一時帰国したので、久しぶりに飲んだ。
待ち合わせまで時間が空いたので、渋谷をぶらついている時
本屋でたまたまこの本を見つけ、始めて知った。
あ〜!金城武が主演する映画の原作は伊坂幸太郎の作品なんだ!
と。
そんな驚きもあって、中古本意外を滅多に買わない私が
迷うことなくピカピカの新刊で買った一冊だ。

主人公は死神。
ターゲットとなる人間を7日間観察し、死んでも良い存在かを判断する。
(死神用語では死んでも良い=可、良くない=見送りらしい。)

死神というと忌み嫌われる存在だが、名前には”神”がつく。
生命の誕生をつかさどるのが普通の神で、
生命の終わり、つまり死をつかさどるのが死神。
生と死は必ずセットの表裏一体であり、
神と死神もまたセットということなのかもしれない。

そんな死神が生死を判断すべく出会った幾人かの人々とのエピソードが
それぞれ短編として本作では語られている。

 彼らは死に値すべき人間なのか?
 逆に言えば、まだ死ぬべきでない存在なのか?

これほど重要なテーマを、意外な程淡々と処理していく死神の姿に
人の生死の意味や重さを考えさせられる一冊。

読み終わって、
映画版『死神の精度』では金城武が
 どんなクールな死神を演じているか?

に、とても興味が湧いてきた。

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タグ:感想 小説
posted by 鉄蔵 at 01:32 | Comment(0) | TrackBack(2) | 本(小説)
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死神の精度/ACCURACY OF DEATH 伊坂幸太郎 文芸春秋
Excerpt: 死神の精度/ACCURACY OF DEATH 伊坂幸太郎 (文芸春秋 2005年) 「死神の精度」 映画化(2008年) <出演>金城武・小西真奈美 死神の精度/ACCURACY OF DEAT..
Weblog: ミユウのいろいろ日記
Tracked: 2008-03-12 07:16

死神の精度:伊坂幸太郎
Excerpt: 映画化されたことやし、読んでみたいなぁと思ってたこの作品、文庫が出版されるって情報を得ると同時に、伊坂ファンの長男ナガオ
Weblog: 思いつくまま*気の向くまま
Tracked: 2008-03-12 08:34
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