2008年02月29日

村上龍映画小説集

村上龍映画小説集
村上龍映画小説集村上 龍

おすすめ平均
starsとにもかくにも、これは読み、ですね
stars中間に位置
starsおすすめ
stars村上龍の青春時代は・・・
starsはぢ

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【本】
 村上龍映画小説集

【作家】 ※●は代表作
 村上龍限りなく透明に近いブルー

【ストーリー】
 村上龍の『69』以後、'70年代のほろ苦い青春を描く。基地の街から出てきた東京は、ひどく退屈で、やるべきことは何も見つからなかった。麻薬とセックスと音楽に明け暮れた日々の中で、映画は強烈な魅力にあふれていた―。

【感想】
ある青春の一時期を、いくつもの断面で見せてくれる、
ちょっと変わった形式の短編集です。

作者である村上龍の実体験を色濃く反映していて、
彼の十代後半〜二十代前半の時期に出会った人ごとで
ひとつの短編になっています。
・ある短編のメインは専門学校で知り合った年上の友人。
・別の短編のメインは当時付き合っていた彼女。
・しかも、その友人と彼女がいつのまにかセックスしてる。
なんていう感じです。

話は平行に進み、登場人物は被り、物語は絡み合っているのです。

例えば伊坂幸太郎の『チルドレン』のように、
短編が繋がってひとつの長編を構成するような作品には出会いますが、
短編同士が重複し繋がり合う構成の作品に始めて出会いました。
次々と話を読み薦めるうちに、ちょっとずつ違った角度から
話が見えてきて、とても面白い構成でした。


友人、彼女、ドラッグ、学校、夢、現実、お金・・・。
色々なキーワードがシンプルな短編で語られるこの作品は
村上龍が過ごした70年代の
セックスやドラックに溺れた怠惰な青春
を知りたい人にはオススメです。

しかし不思議なのは、いくら読んでいても
まったく主人公のいまからは面白さが伝わってこないんです。。。
村上龍自信が自分の青春時代を
よっぽど肯定していないということなんでしょうか?

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タグ:感想 小説
posted by 鉄蔵 at 00:57 | Comment(0) | TrackBack(1) | 本(小説)
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Excerpt:  読書の醍醐味は小説にある。本がやみつきになる切っ掛けは、感動させらてた文学との出会いが大きいのではないか。  毎日、検索サイトから多くのブログを読ませてもらっているが、意外と小説をこまめに発表して..
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