2008年06月18日

閉鎖病棟(帚木 蓬生)

閉鎖病棟 (新潮文庫)
閉鎖病棟 (新潮文庫)帚木 蓬生

おすすめ平均
stars無垢な人々の優しさと切なさが
stars温かな人間ドラマ
stars登場人物が使い捨てられてない!
stars人間への公正な慈しみ
stars痛々しく優しい

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【本】
 閉鎖病棟

【作家】 ※カッコ内は代表作
 帚木蓬生" target="_blank">帚木蓬生(白い夏の墓標)

【ストーリー】
 とある精神科病棟。重い過去を引きずり、家族や世間から疎まれ遠ざけられながらも、明るく生きようとする患者たち。その日常を破ったのは、ある殺人事件だった…。彼を犯行へと駆り立てたものは何か?その理由を知る者たちは―。現役精神科医の作者が、病院の内部を患者の視点から描く。淡々としつつ優しさに溢れる語り口、感涙を誘う結末が絶賛を浴びた。山本周五郎賞受賞作。

【感想】
"精神病院"の実情を、ありのままに描いた本作。
こういった本はある種の『踏絵』的な存在だと思うのです。

つまり、
「社会的弱者で、いわれも無い迫害を受ける人々の実情を知り、
 共感するのか否か?」
が問われており、それはイコール(=)
「お前は人間らしい心の持ち主なのか?」
を問われているに等しいのではないか?と。

そんな『踏絵』を前にして、正直な感想を表すならば、
 「共感するどころか、暗い話としか思えない。」
です。

そんな私は想像力に欠けるんだと思います。
自分の手元にある物にしかリアルを感じられないのです。

自分の体験したことのある苦しには共感するけれども、
自分の体験したことのない苦しには共感どころか批判してしまうのです。
「そんなことで辛い・苦しいなんで言ってるお前は甘い!」
と。
・・・。
 度量の狭い人間なんです。。。


おかしいなぁ。。。
 『ブラックジャックによろしく 精神科編』
には、とても共感したのですが。。。

ブラックジャックによろしく (1) (モーニングKC (825))
ブラックジャックによろしく (1) (モーニングKC (825))佐藤 秀峰

おすすめ平均
starsブラックジャックを越えた??
stars長いレビューですが・・・
stars5年前が、はるか昔のよう
stars命についてここまで言及した漫画は見たことがない。
stars医師を目指す人に読んでもらいたい。

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『ブラックジャックによろしく』読んだ事ある人は是非クリック!映画ブログランキング
タグ:小説 感想
posted by 鉄蔵 at 01:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本(小説)
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